まもなく1周年
- 裕二 秋元
- 2022年3月28日
- 読了時間: 3分
akijiparadeを開業してもうすぐ1周年。
まだまだコロナが落ち着かず積極的な営業はできませんでしたが、
お客様に恵まれ、中々良いスタートの1年だったと思います。
チラシのグラフィックもあり、webページのデザイン制作もあり、初めての業種でお作法を学んだりと、とても勉強になりました。
2年目も目標を定めつつ、マイペースに営業できたらと思います。
YouTubeを見ていたら広告代理店に勤めているデザイナーさんが、社畜の日常をアップしている動画がありました。
その内容は会社に連泊して、理不尽な上司とのやり取りや、壮絶な制作環境をお伝えしている動画でした。
動画の概要欄をみると、華々しいデザイン業界の裏側を伝えたいと書いてあり、それが動画の意図だったようです。
動画のコメント欄を見ると「労働基準法が〜」「早く転職した方がいい」等の応援コメントがたくさん投稿されていました。
私も会社に連泊して制作していたことはありますが、自分とは全く環境が違うなと感じました。
私の場合は会社やお客様に恵まれ、連泊も強いられたものではなく自分の意志で納得できるものを作りたいという思いから行っていました。
もちろん理不尽とも思えるような状況や要望もありましたが、多少意地もありました(笑)
真似する奴が出てくるからそんなことはするなと怒られましたが、それは全くもって仰る通りだなと思いました。誰も真似しませんでしたが
デザイナーあるあるですが、要望内容をインプットする時は負の感情満載だけど、キーボードやマウスを握る手からは読みやすいレイアウト、目を引く配色、記憶に残るキャッチ等がアウトプットされるのでした。
恐らくその投稿者様も、インプットの時点を動画にしてるだけで、デザインの制作はすごく好きなんじゃないかなと思います。
ただ単に「デザイン楽しい、好き」だけじゃなくて制作に至るまでにこんな苦労もあるんだよを伝えたかったんじゃないかなと。
もしも「辛いよー、助けてー」って動画ならさっさと行動を起こしてるでしょうし、辛い環境、日常を何本も投稿してるのは単に辞めたいという思いだけではない気がします。
単純に状況を見て欲しいだけかもしれませんが(笑)
この動画を見て自分が思ったことは、これからデザインをやっていきたい!と思っている方に自分だったらどう伝えるかなと考えました。
開口一番に「辞めとけ」とは言わないと思います。
ストレスで白髪頭になったり、腸炎になってトイレから出られなくなったり、飲み会中に電話で呼び戻され作業したり、会社に寝袋持ち込んだり、会社に連泊だけど家にペットがいて始発で帰って餌をあげてシャワー浴びてそのまま出勤したり、昼に買ったコンビニご飯を食べるのが日付変わってからだったり、三日三晩の作業後始発の電車で帰ってるところ飛び込み自殺がその電車で起こり徒歩で自宅に帰ったり、と色々ありがますがそれでも「楽しい」と伝えると思います。
ゲームでもそうですが、強敵であればあるほど沢山の経験値が得られるので自分の中で何かがレベルアップします。
ゲームでいう「ザコ」ばかり相手していると中々レベルアップできず現状維持が続くのでマンネリに繋がる気がします。
何が「1番」かは人それぞれなので一概には言えませんが、当時の私は「生活」を犠牲にして「仕事」に打ち込んでいました。
この「1番」も状況によって変わるのでその時々に合わせて変えていけば良いんじゃないかと思います。
話は脱線しましたが、好きなことをして稼ぐのが誰しも一番かと思うので、何が好きかわからない人は色々やってみて、好きなことが明確な人は続けられるためには何が必要か考えると良いと思います。
二年目はもっと好きなことを増やしたいと思います。

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